■ツールや環境の違いがもたらす「ギャップ」
ジェイックがとりまとめた年上部下から見た年下上司についての実態調査によると、プラス面として「フットワークが軽い」「トラブル対応が早い」「組織運営・メンバーの意識向上が上手い」といった声がある一方、マイナス面として「メールやリモートなど非接触型のやり取りが多い」「雑談などのコミュニケーションはしない」「褒めることができない」「気を遣いすぎて仕事が回っていない」といった指摘が挙がっている。
これに対し、滝川氏は「世代によってツールに対するの習熟度というか、どのツールが使いやすいかというコミュニケーションの取り方は結構差があると思う。この20年くらいで、デジタルネイティブ世代もいれば、若い時はほとんど紙だったという人もいるし、紙とデジタルの両生類と言われる人たちもいるし、SNSネイティブな人たちもいる。コミュニケーションの取り方が激変した時代に、それぞれを体験した人たちが1つの職場にいる時代」と指摘。
「大学でフルリモートだった世代が今社会人になってきているので、リアルで人と接すること自体に緊張感を持っている。大学もリモート、インターンもリモートだった人たちも相当いる。この人たちがリアルコミュニケーションに求める水準と、飲み会を繰り返して合コンしてみたいな4年間を送ったおじさん世代では、だいぶコミュニケーションの前提が違うだろう。お互い背景を理解して、かつ今効率的に使えるものはどんどん活用していくというすり合わせも必要だと思う」
(『わたしとニュース』より)
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