■「無理に真逆のことをしたり、多様性を当てがおうとすることに違和感を感じる」
猿渡氏は、過去の「やりすぎ」とも言える多様性の推進を肯定的に捉えている。「最初にあれだけやったから、みんなの認識が高まってきた。ハリウッドの中にDNAとして組み込まれているので、揺り戻しがあっても元には戻らない」。
また、韓国の『イカゲーム』やK-POPの世界的ヒットを例に挙げ、「チャンスを開いたことによって、受け手の若い人たちは人種を気にせず楽しんでいることが分かった。チャンスを与えることが大事だ」と主張。
一方で、大物マダムタレントのアレン様は、自身のスタンスから、「自分が多様性の一部に含まれるからといって、認めてほしいと思ったことはない。好きにやっているだけ」といい、作品への多様性の導入について、「当初からの役柄であればいいが、無理に真逆のことをしたり、多様性を当てがおうとすることに受け手側が違和感を感じるのではないか。強制的に変えようとするのはおかしい」との考えを語った。
■参加型エンターテインメントへの移行
