■若者上司には「アイメッセージ」おじさん部下には「我慢せずに質問」を推奨
日本企業の中で今後も増え続けるという、年下上司と年上部下。それぞれが抱えるコミュニケーションの悩みは、どうしたら解消できるのか。
ビジネスシーンで使える話し方のトレーニングを行っている千葉氏に、まずは年下上司が抱える指示をする難しさの対処法を聞いた。
「おすすめはアイメッセージで(年上部下に)伝えるということ。アイメッセージというのは「I(アイ)=自分」を主語にするものなので、『今私こういうことに困っています。どう思いますか?』と尋ねる形。アイメッセージにしておくと、その大変な状態を一緒に探って改善していこうという形になるので、相手に配慮が伝わる伝え方ができるかと思う」(千葉氏、以下同)
続けて、年上部下が上司からの遠慮を感じた時や、自身の知識や経験に基づく違和感に関しては、次のようにアドバイスを送る。
「『もしかして気を遣ってますか?』ってニコッとして尋ねてみたらいいと思う。そうすると、相手も率直に話しかけてくれたりもすると思うし、それでお互いにいいコミュニケーションを模索できたりもする」
「“我慢しない”“言う”ことが大事。(指示に)納得できないのであれば、意図をしっかり聞いた方がいい。その状況でいただいた指示に対して『はい、やります』と言っても、なかなか熱意を込めて仕事しづらいと思う。なんでその指示をしてくれたのかという理由を聞いてみたり、私にその指示をくれたところの期待は何なのかをもっと深掘ってみる。そうすることで、自分にこの役割が合っているんだなという納得度が増えて、結果的に熱意を持って仕事ができるという状態になれるかと思う」
時短勤務の女性上司と男性の年上部下…アンコンシャスバイアスへの対処法
