■「『拒否されたからどんどん出て行かなければ』と思う」
桑原さんは「盲導犬の数が少ない理由は、視覚障害者すべてが盲導犬を必要だと思っているわけではなく、『白杖(はくじょう)を使用して歩きたい』という希望の人もいるためだ」としつつ、「拒否されたからといって、『あそこに行かないようにしよう』とは思わない。むしろ『拒否されたからどんどん出て行かなければ』と思う」と話す。
そして、「かつては汽車で荷物同然に扱われ、着いた時には死んでいたという話もある。先輩たちの努力があって、だいぶ良い社会になってきた。いろいろな場所で拒否事例が無くならないのであれば、私たちが未来のために出て行かなければいけない」との思いを明かす。
飲食店以外の事例として、「病院でも病棟に入れない、アパートを借りる時も『盲導犬がいるから貸してくれない』がある。貸す代わりに『部屋が汚れるから』と、割増料金を取られるケースも聞いたことがある。ホテルもクリーニング代で、プラス数千円を求められるケースもある」として、「それはちょっとどうなのか」と苦言を呈した。
盲導犬に対する注意事項として、話しかける、じっと見つめる、触る、口笛を鳴らすなどの気を引く行動は控えて、温かく見守ることがある。また盲導犬が待っているときも、ハーネスを付けている場合は、仕事中であることも知っておきたい。
(『ABEMA Prime』より)
この記事の画像一覧
