将棋のヒューリック杯第97期棋聖戦決勝トーナメント1回戦が3月31日、東京・千駄ヶ谷の将棋会館で行われ、高見泰地七段(32)が永瀬拓矢九段(33)に167手で勝利し、2回戦進出を決めた。
過去に2度の棋聖戦五番勝負登場経験があり、挑戦者候補の最有力とされていた永瀬九段が1回戦で姿を消した。大激戦を制した高見七段は、2回戦で佐藤天彦九段(38)と対戦する。
本局のABEMAテキスト解説を務めた井田明宏五段(29)は、「中盤戦は駒得なものの駒の働きが悪かった永瀬九段でしたが、巧みな指し回しで遊び駒を活用し、優勢になりました。しかし高見七段も決め手を与えず粘り続け、大熱戦に。最後は一瞬のチャンスを逃さず踏み込んだ高見七段の勝ちとなりました」と一局を総括していた。
この結果、藤井聡太棋聖(竜王、名人、王位、棋王、王将、23)への挑戦権を争う決勝トーナメント8強が出揃った。ベスト8には、伊藤匠二冠(叡王、王座、23)、永世棋聖資格保持者の羽生善治九段(55)、叡王戦五番勝負挑戦者の斎藤慎太郎八段(32)らトップ棋士たちがずらり。今期の挑戦権を掴み取るのは誰か。一戦一戦のゆくえから目が離せない。
(ABEMA/将棋チャンネルより)





