■リバタリアンの視点
リバタリアンの思想を日本に広めるべく活動している蔵氏は、「例えば財務省のホームページを見ると、国民負担率は現在大体50%程度だ。500万円稼いだら250万円は国が税金として取り、一部は再分配するが多くは公務員の給料になる制度だ。自分のお金が取られているだけではなく、さらに自分が望まないところにまで勝手に投入されている。兵器の場合、人殺しのために使われている」との考えを語る。
また、民主主義の手続きに従っていることは認めつつも、「そういうことをする必要はないのではないか。余計なことなのではないかと考え直してみる。例えば社会保障制度は、人はいつか年を取るのだから自分で用意すればいい。なぜ若い人からお金を取って、それを今の高齢者にばらまくのか。今の若い人には責任がないにもかかわらず強制的に取られている。これはあまりにも理不尽ではないか」と主張した。
蔵氏の教え子で、政治関係への道を模索している田中氏は、「我々若者に重くのしかかってくる税金や規制の多さ、現役世代に過度の負担を強いている社会保険料の高さに対して、やはり疑問に思っている」とコメントした。
■なぜリバタリアンは選挙で勝てないのか
