■「突拍子もないことを言う常識のない奴だと思われてしまう」
規制の問題について、蔵氏はウーバー(Uber)が日本で使えない現状を挙げ、「あらゆる官僚規制が行き渡っているせいで、田舎の交通弱者が困っている。こうした規制が、先進国では考えられないような長い停滞を招いている。我々自身が自分たちの首を絞めて窒息させてしまっている」と指摘。
元官僚の武井亜樹氏は「官僚の中から自発的に何かを変えるのはめちゃくちゃ難しい。変革がめちゃくちゃ難しい中で、リバタリアンの話を聞くと、個々人の能力は必ずしも高いわけではないから必ずあぶれる人が出てくる。そこで政府がいらないというのは違うのではないか」との疑問を呈した。
リバタリアンが「極端な思想」と誤解される現状について、蔵氏は「突拍子もないことを言う常識のない奴だと思われてしまう。だが、社会保障料を引き下げるところから始めようということだ。我々の社会はある程度縮む必要があることを直視し、一つひとつの事業を見直すべきだ。役人は予算があれば消化しなければならないというロジックで動いているが、それが我々の生活を苦しめている。私が主催している団体は『自由主義研究所』という。リバタリアンと言うと、この人おかしいのではないかという感じになってしまうからだ」とした。
(『ABEMA Prime』より)
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