「キャリア16年って知ってびっくり」BUSHI、政岡純は眼中にナシ?
――4・12 名古屋大会のGHCタッグ戦でOZAWA選手のパートナー、政岡純選手にはどんな印象がありますか?
BUSHI いや印象も何も、あまりにも知らなすぎてプロレス好きの知り合いに聞いたんですよ。「政岡純って知ってる?」って。そしたら「ああ、昔、紫焔(しえん)って団体でやってた選手ね」って言われたんで、「えっ!? “支援”団体って、NPO法人か何か?」とか思っちゃってさ。
――「シエン」違いで(笑)。
BUSHI それでこの前、『週刊プロレス』の「レスラーヒューマンヒストリー」って言う記事で、たまたま政岡が取り上げられてたんで読んでみたら、名前も聞いたことない奴が次々出てくるじゃん。「お前、誰やねん」状態でさ。しかも政岡純は駆け出しのインディーレスラーなのかと思ったら、キャリア16年って知ってびっくりしたよ。
――16年間というと、BUSHI選手が全日本と新日本にいた期間とちょうど一緒ぐらいじゃないですか?
BUSHI そういえば、それくらいですね。
――同じ16年でもやってきた内容が違うという自負はもちろんありますよね?
BUSHI 違いすぎて、年月だけで一緒にするのは無理だろうな。どうせバイトでもしながらプロレス続けてきたんじゃないの?
――BUSHI選手は全日本、新日本での16年間、どんな思いでプロレスに取り組まれてきたんですか?
BUSHI そのへんの詳しい内容は、4月28日に発売される俺の自伝にたっぷりと書かれてるんで。それを読んでもらえたら(笑)。ここでは語り尽くせないことがギュッと詰まってるんで。
――週プロで4ページの「ヒューマンヒストリー」じゃ、とても語り尽くせないことが(笑)。
BUSHI ちょっと、やめてよ。16年のレスラー人生が、4ページで収まっちゃうなんて、恥ずかしいよね。
――内藤選手は、OZAWA選手のことを昨年の東スポ「プロレス大賞」のMVPだったと勘違いしてしまうくらい評価してるんですよね?
内藤 あれは本気で間違えましたね。それぐらい彼の活躍っていうのは、俺にも届いてたんで。
――逆に言うと、なんでMVPが獲れなかったんですかね?
内藤 なんでですかね? どうやったら獲れるかがわかってたら、俺たちも苦労しないんで。
BUSHI 俺もOZAWAがMVP獲ると思ってましたよ。でも、たぶんケガして、大事な年末に3カ月欠場したからじゃないかな。最後に失速してなかったら、獲れてたと思いますよ。でもここ数年、MVPはずっと新日本のレスラーが続いてたんで、OZAWAがなる姿を逆に見てみたかったけどね。だから運を持っているようで持ってないんじゃないかな。だから4月12日に俺らが防衛したら、OZAWAの勢いもそこで止まって、内藤とBUSHIのカステラが発売されちゃうよ。
――昨年、「おざわ改心カステラ」を発売した文明堂東京も内藤 & BUSHIに乗り換えるだろう、と(笑)。
BUSHI 流れがそうなっちゃうよね。
――昨年、OZAWA選手が出てきてT2000Xを結成した時、よくロス・インゴベルナブレス・デ・ハポンができた頃と似ていると言われたりしました。当人である内藤選手とBUSHI選手は、T2000Xとロス・インゴの違いっていうのは、なんだと思いますか?
BUSHI 違いを探すより、たぶん同じ土俵にも立ってないよ。もうレベルが違いすぎちゃって。
内藤 だから、同じには思われたくないですね。
BUSHI しかも、今さら「TEAM2000」っていう昔の名前を引っ張り出してきて、そこに「X」を付けるだけって、わけわかんないよね。ヨシ・タツとか「あれ、必要なの?」って。
内藤 それが本当にOZAWA選手のやりたいことなのかっていうのはちょっと聞いてみたいですね。今、試合で俺の技を使ってみたりしてるけど、「それがあなたが今やりたいプロレスなんですか?」って。俺自身は、「これがOZAWAのプロレスだ」っていうものを見せてもらいたいし、体感してみたいと思ってるんですけどね。
(後編に続く)
文/堀江ガンツ
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