街で話を聞くと、30代女性3人組(1人暮らし)は、「ある」が1人、「ない」が2人だった。ない女性は「1年前まであったが、壊れて映らなくなって、結局買わずに今。パソコンとかiPadで(見て)リアルなテレビを見なくなっていた」と話す。
もう1人のテレビを持たない女性は、「引っ越すタイミングで、引っ越し先が狭すぎて、テレビを置けないので処分した。冷蔵庫は必需品、洗濯機も。テレビは最下位。テレビ台もあってそれで幅をとっていたので、なくしたことで広々と部屋を使えるメリットがある」と言う。
2人の話を聞いて、テレビがある女性も「そうだと思う。(自分も)捨てちゃうかも」と語った。
さらに、テレビが家にあるという人でも、「テレビは見てない。同級生、大学の人でテレビを持ってない人はいる、7割くらい。遊びに行って、テレビがなかった」(実家暮らしの20代女性)と話す。
また、テレビなしには、こんなメリットもあるようだ。「テレビがあった時より断然、家族の会話が増えた。一緒にご飯食べられたのに、みんなテレビ見て、しゃべらずに黙々と食べる。それがなくなった」(テレビなしの実家に暮らす20歳女性)
かつて自動車と並んで世界を席巻したメイド・イン・ジャパンのテレビ。しかし、2012年には日立製作所や東芝が、テレビの国内生産を終了。パナソニックはテレビ事業を縮小し、この4月から欧米でのテレビ販売を中国家電大手に委託するなど、テレビ事業の収益改善を図っている。
改めて、テレビがない家の間取りを見てみると、ソファーの前には、テレビではなくペットハウスがあった。「ペットを飼っているので、ペットのものを置いて、そこにスペースを使っている」。テレビの分、空いたスペースを広く使えるのだという。
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