「満員になってない光景を見て悔しかった。でも、本当に悔しがらなきゃいけないのはノアの生え抜きの選手たち」(内藤哲也)

——あと、昨日の4・1後楽園大会の試合後、満員にならなかったことについて、内藤選手から「これって、ロス・トランキーロス・デ・ハポンの勢いがなくなったんじゃないの? って思う人もいるでしょう。でも、ここはNOAHのリングなんだから、OZAWA選手、清宮選手、Inamura選手がもっとお客様を呼んでこなきゃいけないんじゃないの?」という発言もありましたね。
内藤 あれは本心ですよ。昨日、入場の時に満員になってない光景を見て、プロレスリング・ノアのリングですけど、俺、すごい悔しかったんです。でも、本当に悔しがらなきゃいけないのは、俺なんかよりも、プロレスリング・ノアのレスラーになりたくて入ってきた生え抜きの選手たちだと思うので。
俺自身は今、プロレスリング・ノアのリングが主戦場なので、ひとりでも多くのお客様に見てもらいたいと思っていて、悔しい気持ちがあったんですけど。もし、OZAWA選手がこれからのプロレス界やプロレスリング・ノアを背負っていく気があるなら、そういうところも気にしたほうがいいんじゃないのって俺は思うし。そこが気にならないんだったら、たぶんあなたは背負えないよ、無理だろうねって話になってきちゃうので。
——僕も内藤選手とOZAWA選手の後楽園初遭遇が満員じゃないっていうのは、ちょっと残念でした。
BUSHI 昨日は取材にいらしてました?
——いや、僕も現場ではなくWRESTLE UNIVERSEの配信で観させてもらったんですが…。
BUSHI だから、そこじゃないですか。実際に後楽園で内藤とOZAWAが向かい合った生の空気感と、WRESTLE UNIVERSEの配信で観るのとでは全然違うと思うんですけど。それでありながら満員じゃなかったことに俺らは悔しかったわけで。
——昨年、OZAWA選手がブレイクした後、NOAHの後楽園が満員を連発していたのって、「何が起こるかわからない」「これは生で観とかなきゃダメだ」っていう空気が充満していたからだと思うんですよ。でも、今回は興行が過密していることもあってか、そこの部分がやや希薄だったかな、と。
BUSHI だから私はWRESTLE UNIVERSEでさらっと済ませました、という言い訳ですね(笑)。
——まあ、そうなんですが(苦笑)。でも、例えばロス・インゴベルナブレス・デ・ハポンが始まったばかりの年の10月の両国国技館(2015年10月12日)なんか、まさに何が起こるかわからない異様なムードが充満してたじゃないですか。
内藤 ああ、俺がパレハ(EVIL)を連れてきた時の棚橋弘至戦ですね。
——あの時のような怖いもの観たさのドキドキ感が、ファンに伝わり切ってなかったのかな、と。
内藤 そこは我々も反省しなきゃいけないところだし、今の主戦場であるプロレスリング・ノアをもっと盛り上げなきゃいけないという気持ちは持ってますよ。
——本来、内藤哲也 vs OZAWAというのは、それぐらいドキドキさせるカードですからね。
内藤 ありがとう。でもそんなあなたも、昨日はWRESTLE UNIVERSEで済ませたみたいですね…。
——4・12名古屋でのGHCタッグ王座戦がまだ終わっていませんが、内藤選手はその先にOZAWA選手とのシングルマッチというのも考えていますか?
内藤 そうですね。今現在、俺はOZAWA選手に興味津々ですから。タッグのタイトルマッチをやってみて、「もっとやりたい」と思えば、それがシングルマッチになるのか、タッグでの再戦になるのかはわかりませんけど、動くとは思いますね。ただ、俺もBUSHIもタッグのタイトルマッチに勝たないことには次に進めないんで、まずは名古屋でしっかり勝たなきゃいけないし。OZAWA選手には、今度こそ「これがOZAWAだ」っていうものを体感させてほしいなって思ってますよ。
文/堀江ガンツ
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