■パーソナルカラーは一つの軸?「振り回されないで」
「パーソナルカラーに振り回されないで」そう指摘するのはビジネスカラー戦略アドバイザーの青柳彩子氏だ。
「パーソナルカラーでよくあるのが、似合いたいと思っていた色が似合わなかった時。そのギャップでモヤモヤされるということがある。そこの心理、好きな色と似合う色というのは実際違うので、違った場合でのマウントが非常にこたえるだろうと推測される」(青柳氏)
化粧品をはじめとしたアイテムがSNSなどでブルベ・イエベ情報とセットで紹介される場合も多く、目にせざるを得ない。こうした情報とどう付き合っていけばいいのだろうか。
「イエベ・ブルベのどっちがいいというものではなく、全てに美しさがあって、全てにマイナスに見える要素もある。大前提として楽しむ一つの軸ではあって、それに振り回されないでほしい。やっぱり好きな色は好きとして着て(身につけて)もらってもいい。診断上は絶対人の心理って入れない。客観診断なので。でも着る(身につける)本人は心がある人間なので、好きと思うものはやっぱり生き生きとされるので、似合わなくても大丈夫だから、楽しんで自分の色選びの幅を広げるためのパーソナルカラー診断として活用していただきたい」
しかし自分に似合う色がまだわからない若い世代にしてみれば、こうした診断が自分の中で大幅に存在感を出してしまうこともあるのかもしれない。
月岡氏は「でもやっぱり好きな色を着て楽しいみたいな気持ちも忘れたくない。青柳氏も人間の心の部分は診断に入っていないと言っていたので、もうちょっと囚われないで、楽しむ気持ちを忘れたくないな」と語った。
自分らしさを求めるあまり類型化に縛られるジレンマ
