鈴木貴子氏、再審制度改正めぐり「司法は絶対王者でも神でもなく過ちを犯す存在」検察は「世論を作っていくやり口」家宅捜索の体験明かす

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 そして、再審法の中身についても言及が及んだ。

「VTRで、再審法は冤罪を防ぐ唯一の制度とあったと思うが、私は違うと思う。あくまでも再審法というのは非常救済。私も三審制度は尊重している。やはり人間だから、法と証拠に則って、この人が本当に悪いことをしたのか、罪を犯したのか否かという三審制はすごく重要だと思っている」

「ただ、“人”が裁く。絶対的に過ちを犯さないという保証がない。だからこそ、新しい証拠が出てきたりとか、当時は科学的な技術とかも(発達しておらず)、どんどんDNA鑑定とか精度も変わってきているから、そこで『ちょっと待った』と。この人が本当の真犯人じゃないんじゃないかと疑義が生まれた時には、まさにこの再審法で、ちょっと待ったコール。本当の犯人なのか否かをもう1回確認しようというのがこの再審法なので、冤罪を防ぐというのとはまた別であるということは是非ともおさえておきたい」

「日本はいまだに死刑制度存置国。ということは、袴田さんもそうだったけれども、国が、司法が誤判をした場合には、最終最悪、国が人の命を奪いかねないというリスクが残っているのがこの国の刑事司法だ。であると考えたら、我々政治もそうだが、高市政権は今おかげさまで数を持っている。数があるからこそ、権力を手にしたからこそ慎重であれとよく言われると思う。これは司法も一緒だと思う。司法も絶対王者でも神でもないから、過ちを犯す存在である。その時に新しいものが出てきた時には速やかに再審請求をし、請求審の中で事実関係を確認していくというのが本来のあるべき姿だと思っている」

検察は「世論を作っていくやり口」家宅捜索の体験明かす
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