鈴木貴子氏、再審制度改正めぐり「司法は絶対王者でも神でもなく過ちを犯す存在」検察は「世論を作っていくやり口」家宅捜索の体験明かす

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 さらに、鈴木氏は父・宗男氏の事件で自宅が家宅捜索を受けた際の体験を踏まえて続けた。

「うちの父の1件があるまで、我が家に家宅捜索が来るまでは、警察も検察も正義の味方だと思っていた。絶対的に法律であるとかに則って、悪い人を見つけて、それを正しく罰してくれる正義のヒーローだと本当に純粋に思っていた。それが実際に経験してみると、家宅捜索に入ってきた捜査員たちは家で腕枕して寝転んでいるんですよ。そこら辺にある普通のティッシュの箱を1つ入れて、これみよがしに蓋を閉める。だから、鈴木宗男の家から段ボール箱3箱押収しましたよりも、30箱押収しましたの方がなんとなく“ぽい”じゃないですか。30分で終わるよりも、3時間、4時間の方がなんとなく“ぽい”じゃないですか。そういうのを彼らは作ってくる」

「だから彼らは多分、事件に関係するものがないということはハナからわかっている。でも、自宅にまで入るということが、1つの世論を作っていく彼らのやり口。そういうことを経験したものからすると、申し訳ないけれども、日本の刑事司法は反省し、内省をすべき点が多々あると思う。この問題は、例えば冤罪が起こるということは、真犯人がみすみす社会に野放しになっている。そういうことを考えると、公共の治安を脅かしている国民1人1人に直結する問題だと思う」

「じゃあ、なんで大臣諮問第129号が出たのか。近事の刑事再審手続きをめぐる諸事情に鑑み、同手続き、非常救済手続きとして適切に機能することを確保する視点から諮問をしている。私は検察に『諸事情って何ですか』と聞きたい。『近事の刑事再審手続きをめぐる諸事情に鑑み』とはっきり言っている。つまり袴田さんとかが冤罪なわけだ。村木事件では、なんと大阪地検特捜部が証拠を改ざんまでしたわけだ。この『諸事情に鑑み』ってむぎゅっとしすぎじゃないですか」

弁護士「うまく逃げようとしているのはあると思う」
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