ヘビー級王座戦で緊迫の一コマが発生。ブレイクがかかった、その刹那。止めに入ったレフェリーの目前で“反則常習犯”が追撃の剛腕フックを王者の後頭部付近に炸裂させた。王者が崩れ落ちる衝撃光景に「完全に余計な一発」など魔裟斗が苦言。「やらかした」「またやった」などファン騒然となる中で、レフェリーのストップを巡って実況席でも議論が過熱した。
4月11日、代々木競技場第二体育館で開催された「K-1 GENKI 2026」で開催されたK-1 WORLD GPヘビー級タイトルマッチ。アリエル・マチャド(ブラジル)とクラウディオ・イストラテ(イタリア/ルーマニア)の対戦は、マチャドが右カーフキックで2ラウンド1分42秒でKO勝ち。初防衛に成功した。
マチャドは24年12月のK-1 WORLD GP 2024無差別級トーナメントを3連続KOで制して優勝。25年11月にはロエル・マナートをKOで下してK-1 WORLD GPヘビー級王者に輝くなど、常にKOで“倒し切る”勝ち方でトップまで駆け上がってきた。
対するイストラテは2023年の無差別級トーナメント準優勝でブレイクし、パンチで沈めるヘビー級のスケール感を体現しつつも、シナ・カリミアンとの“報復”ファイトにより、試合が荒れやすい“悪い癖”も注目されるファイター。ブレイクの後に“つい手が出る”手癖の悪さで山口翔大戦では異例の反則負けを喫している。
前回イストラテ戦のレフェリーを務めたゲスト解説の角田信朗が「反則の多い選手と聞いてたので”プロだからアグレッシブな試合はいいけれど、クリーンにやった方が人気でるよ”」と試合前にアドバイスした秘話を披露。その試合では角田の一言もあり模範的完勝だったが、今日は大人しく「ちゃんと試合ができるか」に注目が集まった。
1ラウンド中盤で波乱 王者の後頭部に「完全に余計な一発」


