■皇族とは「何をする職業」なのか
そもそも“皇族”とは、どのような立場なのか。元宮内庁職員で皇室解説者の山下晋司氏は、「皇位継承のスペアというか、天皇家に養子に入る人たちなど、周りを固める人々だ。“公務”の概念は明治以降の話で、戦時中は『銃後の備え』として、男性は戦争に、女性は医療などで応援する役割を担った。戦後もそれを踏襲して、式典のグレードを上げる役割を担っている」と説明する。
皇室史学者の倉山満氏は、「初代は本当にいたかわからないが、神武天皇だと言われている。神武天皇の先祖は、古事記や日本書紀に出てくる神様だ。その子孫が起源となり、悠仁殿下まで1本の糸でつながっている。これが男系で、昔の言葉で『万世一系』と呼ばれ、悠仁殿下は神武天皇から74世にあたる」と話す。
歴史上には女性天皇も存在したが、山下氏によると、「夫婦で天皇をしている方がいて、どちらの子どもでもある方はいる。女性天皇の子どもが皇位に就いていないことはないが、就いていても父も天皇なので、男系だった」という。
■皇室典範とは
