「皇室の現状」皇位の継承者なぜ男系に?あり方どうすべき?専門家が解説

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■皇室典範とは

倉山満氏
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 「皇室典範」とは、天皇の即位・皇位継承の順位・皇族の範囲などを定めたものだ。第1条では「皇位は皇統に属する男系男子が継承する」、第12条では「皇族女子は天皇および皇族以外と結婚した際は皇族を離れる」と規定されている。

 倉山氏は「男系男子と法律で決まったのは明治からで、女帝は例外的に江戸時代に2人だけいるが、慣習的には奈良時代から禁止されていた。女性は結婚によって、一般人から皇室に入れる。ただ一般人の男子で、皇族になった人は1人もおらず、天皇にもなれない。どれだけ権力や財力があっても、天皇家は乗っ取れない。日本は天皇の国であり、一番強い人になっても、一番偉い人にはなれない」と語る。

 山下氏は「万世一系の王朝として『男系でしか見てはいけない』という考えがある。『女性皇族が一般男性と結婚した場合、王朝が変わる』と言う人もいるため、どう捉えるかだ。父系社会で考えると、違う家系から人が来れば、家も変わる。そのため『本来の天皇ではなくなる』という考えの人もいる。それが正しいかどうかだ」と、認識の違いについて触れた。

 天皇家に「継がない」という選択肢はないのか。そう問われると、「憲法の規定では、皇室の方々は“飛び地”として、一般国民が持つ基本的人権が制約されている。宗教の自由や職業の自由がなく、国民がそうしてもらっていることをどう考えるかだ」としつつ、自身の立場として「皇室はロボットではなく、生身の人間として見るべき」との考えを示した。

■アレン様「ご本人たちの意思は…」
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