「おぼろ昆布のような薄さ」かんな薄削りの“スゴ技” 100分の1ミリに挑む職人たち

(2/3) 記事の先頭へ戻る

 会場では、本番の設営とともに参加者たちが最後の調整に追われていた。

「どれだけ薄く削れるかの世界なので、まだまだ出せない」(大工歴4年・大木一真さん)

「今回はまず10ミクロン出せればなと思っているので」(大工歴3年・小島大成さん)

 10ミクロンとは、100分の1ミリ。大会では1.8メートルのヒノキにカンナをかけ、いかに薄く、そして綺麗に削れるかを競い合う。

 このかんな技術において、最も大事なことは「研ぎ」であると大工歴40年のベテラン・加瀬直明さんは断言する。いかに鋭く刃を研げるかがかんな技術の基本であり、木を削るよりも先に研ぎの修練を積むのだという。

かんな削りにおける素人と職人の違い
この記事の写真をみる(10枚)
このまま画像を見る
続きは広告を見た後にご覧いただけます
クリックして広告を見る