激化する中学受験ブームのなか「公立」を選ぶ親 画一的ではない集団?多様性を知れる?元教師「私立の方が上という議論ではなくフラットに」

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■子どもの「幼さ」と「やりたいこと」を優先した決断

ハチ子さん
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 都内23区に在住するハチ子さんは、息子のことを考えた上で、公立中学に通わせることを決めた。その理由について「中学受験に向いていないと判断したのが1番大きい。小学校3、4年生で受験を決めるのは、やはり幼い。勉強に対する姿勢に幼さが残っている子は、受験は難しいと感じている」。

 実際には、「息子は宿題の丸付けで間違いを指摘されると癇癪を起こすなど、学習に向き合う姿勢が整っていない面があった」という。また、「一度1カ月だけ塾に通わせたものの、学校と塾の両方の宿題に追われるストレスが大きく、すぐに辞めさせた」経緯がある。

 一方で、息子には夢中になれるものがあった。それは「生物の観察」だ。「中学受験をせずに公立中学へ行ったことで、小学生の頃から続けてきた生物の観察を研究として蓄積できた。区や東京都の自然科学コンクールで賞を取るなど、その研究は高校生になった今も続いている。私立に入れて勉強ばかりしていたら、これほど時間を費やすことはできなかった」と、公立を選んだメリットを強調した。

■「私立が上、公立が下」という構図への違和感
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