——改めて、コタツというキャラの印象とご自身と共通点があるかも? という部分はどんなところでしょうか?
梅田:(原作を読んで)中学生になってしまったアニキ(十三)の生活を、戦闘面以外でもサポートしていく上で重要なキャラクターだと感じていました。僕自身もコタツほど若いわけではないですが、先輩方と混じってお仕事をさせていただくことも多いので、しっかりツッコミができるのがコタツのいいところだなと思っています(笑)。
——コタツは本作においてはツッコミ役のポジションという印象もありまして、主に十三との掛け合いになると思うのですが、現時点でのアフレコはいかがでしょうか(取材時点では5話までアフレコ済みとのこと)。
梅田:やっぱり基本的にはアニキとの掛け合いのなかで、アニキに対してやまわりの状況に一緒になってツッコむことが多いので、(十三役の)三瓶由布子さんとの息も合ってきたらいいなと思っているところです。
コタツはアニキからもZ世代の若者と言われているように、お調子者なところもあるのですが、そう見えていても中学生の身体になってしまったアニキの任務や生活に対して、しっかり考えているところはあるんですよね。
アニキは伝説の殺し屋なので経験値もありますし、ピンチのときでも落ち着いてはいますけれど、コタツはコタツで何があってもいいように先んじていろいろなことを調べて動いている。そういった相棒という側面も感じながら演じさせていただいております。
——おっしゃる通り、コタツは相棒でありオカンでありツッコミ役でありZ世代の若者でもあるというように、いろいろな要素を持ったキャラクターですよね。演じる上でのその要素の塩梅はいかがでしたか? ここはもっとオカンっぽく注意してというようなディレクションもあったのかなと。
梅田:そうですね、ツッコむときはシリアスな場面でもそれがアクセントになるから、全力で思い切りツッコんでいいよというディレクションをいただくときもあります。
原作自体もそうですし、アニメの演出としても、コタツのツッコミ役としての面白い部分も「意外としっかりしているじゃん」という部分も、どちらもバランスよく描かれているので。基本的にはそのシーンを自分で膨らませられるように意識して演じていますね。
——振り回される中でもできないことはちゃんとできないと言うところが、個人的にはコタツのしっかりポイントだと思っています。
梅田:「無理っす!」ってはっきり言いますよね(笑)。そこもサポート役としてしっかりしているところだと思います。
——あとコタツは十三の任務をサポートする際、メガネのデバイス越しに音声でやり取りをするじゃないですか。原作では猫アイコンが吹き出しにあって。
梅田:アニメでも出ていますね。
——キャラクターとしては、掛け合いをしていても十三と同じ空間にいないことも多いわけですが、アフレコ現場では三瓶さんと一緒だったのでしょうか?
梅田:そうですね。三瓶さんがアニキを演じられて戦闘したり逃げたりしている隣のマイクでコタツを演じさせていただくことが多いので、テンション感やノリはちゃんと空気を共有しながらツッコミができています。それがしっかりアクセントになっていたらいいなと思っています。
コタツがどのように十三をサポートしていくのか。相棒でありオカンでありZ世代の若者であるコタツらしさを秀逸に演じる梅田の芝居にも注目して、放送を楽しんでほしい。
取材・撮影・テキスト/kato
(C) 藤巻忠俊/集英社・「キルアオ」製作委員会

