「知華が誤解されたまま旅立ってほしくない」辺野古沖事故めぐり誹謗中傷やデマ多発…娘を亡くした遺族の訴え「全容・背景全て知りたい」

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 最愛の娘を亡くした家族は、悲しみの中でさらに傷つけられた。「不確定な情報をもとに、知華の尊厳を貶めるコメント、学校や生徒に対する誹謗中傷やデマも多々ありました。情報を表に出さない。反論をしない。おそらくそれで世間の興味は離れ、沈静化に向かうかもしれません。しかしそれでは、誤情報を訂正する機会も失われ、世間の認識が誤ったまま風化していくことも意味します」(転覆事故遺族の「note」から)

 傷つき絶望の中にいる人たちに、なぜ事実無根の心ない言葉を浴びせ、痛めつけてしまうのか。国際大学グローバル・コミュニケーション・センターの山口真一教授は「背景の一つに人が無意識のうちに『悪いことが起きたのには本人にも何か理由があるはずだ』と考えてしまう『公正世界仮説』と呼ばれる考え方があります。断片的な情報をもとに『きっとこうだ』と考えがちです。そこに怒りや偏見が重なると、事実の検証ではなく個人を責める流れになってしまいます」と解説した。

家族が疑問に感じていることは「なぜ抗議船に乗ったのか」
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