【WRC 世界ラリー選手権】第6戦 ラリー・ポルトガル(日本時間5月8日/デイ2)
ラリージャパンを直前に控え、ポルトガルを舞台に開催されているWRC第6戦は、トヨタ期待の新星が岩盤にヒットし、コントロールを失ってコースアウトするなど、伝統的なグラベル(未舗装路)が牙を剥く荒れた展開となっている。
24歳の若き天才ドライバー、オリバー・ソルベルグ(トヨタ)は、序盤から好調な滑り出しを見せていたが、SS8の右コーナーで試練に見舞われた。コーナーの走行ライン上にあった岩盤にマシンのフロントが激しく底打ちし、その反動で車体が大きく浮き上がって制御不能な状態でコース外へ弾き出された。車体前方からは激しい土煙が上がり、フロントバンパーが破損。マシンの下部には衝撃の跡も確認できた。
あわやリタイアという危機一髪の瞬間を振り返り、ソルベルグは「小さなミスにより危ない瞬間にも遭遇し、クルマのフロントが沈み込んで路面の岩盤に接触した反動でコースアウトしてしまいました。あのミスがなければもっとトップに近づけていたかもしれませんが、とにかく走り続けるしかありません」と、過酷なステージでの心境を語った。
伝統の悪路がドライバーを翻弄
