「学会参加を断念」「不足分は自腹」物価高が大学などの研究活動を直撃… “日本の研究力低下”に懸念

わたしとニュース
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◾️博士課程進学者の減少と「日本全体の研究力低下」への危機感

 経済的な不安などから、博士課程に進むのをためらう若者も一定数存在している。

「博士課程に進む人自体が減っているのは、政府の方も問題意識があるとは思うが、背景には職が得られるかどうかの懸念がある。企業の方で博士人材を活用することもあまり上手くいっていない。そうなると日本全体の研究力が低下してしまうと思うので、バックアップしていってほしい」

 さらに、海外の大学の待遇と比較して、日本の博士課程の現状の厳しさを次のように訴えた。

「博士課程は海外の大学だと給料がもらえるが、日本はむしろ学費を払っていて、給料がもらえるところはすごく少ない。もちろん博士課程の学生用のいろいろなグラント(研究助成金)などもあるが、全員が取れるわけではないので、やはり見通しが持ちにくいというところはあると思う」

(『わたしとニュース』より)

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