キオクシアってどんな企業?“AI活用ベタ”の日本の勝ち筋は?半導体アナリストが解説「真似が得意な会社が多いので、成功要因を取り入れることに期待したい」

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■東芝のDNAを継承するキオクシアの成り立ち

大山聡氏
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 キオクシアのルーツについて、グロスバーグ合同会社の代表で半導体アナリストの大山聡氏は、「元々東芝の一部門だった。東芝の半導体部門の中でメモリーを作っている部門が分社して1つの会社になり、上場してできた会社だ」と説明する。

 キオクシアが世界から注目される最大の理由は、その技術力にある。生成AIの学習には「DRAM」という高速メモリが多く使われるが、コストや消費電力の課題から、全てのデータをDRAMで賄うことは難しい。そこで補助的に使われるのが、キオクシアの主力製品である「NAND型フラッシュメモリ」だ。

 大山氏は「従来のNANDフラッシュはDRAMに比べ読み書きのスピードが1000倍遅かった。しかし、今回キオクシアが注目されているのは、従来のNANDフラッシュの100倍のスピードを持つ製品だ」と明かした。

 この革新的な製品に対し、「100倍も速いなら、AIに使えるということでエヌビディアは大変注目している。マイクロソフトも『それなら使おうかな』となっており、それがキオクシアの株を支える最大の要因になっている。現在、このスピードの製品を量産化できている世界でたった1つの会社がキオクシアだ」と述べた。

■日本の半導体産業とAIの未来
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