強制送還された旧友の”強い否定” 東南アジア拠点型の特殊詐欺に関東連合の影
始まりは2025年4月、特殊詐欺グループのリーダーと見られる関東連合元メンバーの山口哲哉被告が潜伏先のタイ・バンコクで拘束され、日本へ強制送還されたことだった。山口被告は「詐欺グループの幹部」であることを否定し、「弁当を卸していただけ」と弁明したが、記者から「見立容疑者も関与しているという話があるが?」と問われると、それまでの態度とは一転、首を激しく横に振りながら「絶対ない」と強く否定した。見立容疑者と山口被告は中学校時代の旧友であり、ともに関東連合で活動した過去を持つ。この山口被告の逮捕を機に、年間被害額1400億円にものぼる特殊詐欺「トクリュウ(匿名・流動型犯罪グループ)」の背後で、見立容疑者がいまも暗躍している可能性が浮上した。
取材班がタイで山口被告の知人に接触すると、驚くべき証言が得られた。山口被告がタイへ移ったのは「カンボジアにいられなくなったから」であり、その原因は捜査の手から逃れるためではなく、”内輪揉め”だったという。「見立さんと喧嘩したと聞いている」。この証言は、見立容疑者がカンボジアで逃亡生活を送っている可能性を示唆した。
この証言とも符号するように、一枚の“疑惑の集合写真”が出回っている。それは複数の家族がバーベキューを楽しむ光景を切り取ったものだった。写真の左奥には、短髪でがっちりとした見立容疑者に似た男が佇み、その横には山口被告とみられる人物の姿も収められていた。ただこの写真についてネット上では「警戒心の強い見立が写真を撮らせるはずがない」との否定的な声も上がっている。
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