しかし秋山氏自身、刑事人生42年間でただの1発も、拳銃を撃ったことがないという。
「拳銃は人を殺害する凶器だと認識している。警察官は拳銃を使用できる条件、基準が整った、撃ってもいい状態でも消極的になる。警視庁捜査1課の特殊班に1年間出向していた時に初めて拳銃を抜いて構えたことがある」
その時、秋山氏が対峙していたのは、都内で二人を殺害し、ビルの1室に立てこもった犯人。突入の直前、上司から、こんな言葉があったという 。
「突入する時に1課長が『警職法第7条を許可する』と。それぐらい警察には個人の負担がある」
それでも引き金は引かなかった。
日本の警察官にとって、拳銃の引き金は一生に一度、抜くか、抜かないか。法的にも、倫理的にも極めて高いハードルが設けられている。
(『ABEMA的ニュースショー』より)
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