これに高市総理が「当初予算の審議をしている間から、さらに中東対策で予算を組み替えるべきじゃないかというご提案は各党からいただいておりました。しかしながらあの時は、それで令和8年度予算の執行が遅れますと予備費も当然使えないし、令和8年度の予算に組み込んださまざまな施策が止まってしまう。これは大変大きな影響を与えるわけです。だからその審議中に次の補正予算について述べることはできませんでした。ただ先般からの答弁の中で私の表現ぶりが『現時点では』とか『今すぐ直ちに』とかそれから『きょうの時点では』と変わっていっていたのは皆様お気づきだと思います」と、否定の中に補正予算編成をにじませていたのだと答弁すると、議場はざわついた。
総理は続けて「早くから、中東情勢が長引いた場合、最悪これリスクを最小化するためにそういう補正の対応の可能性もあるということ、これは十分に私も腹にとめておりました」と述べた。
小川代表は「それは世の中にあまり伝わってなかったと思います。むしろきょう党首討論がある。野党から迫られる、その前に(補正予算を指示)というふうに転じていったんではないかなというのが世の中の受け止めじゃないかと私は思います」と述べ、ここでも議場はざわついた。
小川代表はさらに「申し上げたように今年度の予算はイラン情勢の前に作られたものですから、極めて先回りをして、先手を打つべきだった。したがって5月11日の時点になってもその可能性を否定していたということは不適切だし、ましてや連休前に事務方に検討を指示していたのであれば、それをもっとにじませる形で誠実に国会で答弁すべきだった。それが時期の遅れ、そしてそこに総理のメンツが関わっていませんかということを指摘したいと思ってます。横に置くべきなんですねやっぱり総理大臣の体面というのは。真ん中に置くべきは国民生活じゃないですか。それははっきりさせていただきたい」と述べると、議場からは「そうだ!」の声が飛んだ。
続けて「総理はよく『日本列島を強く豊かに』とおっしゃいますが、強い国とは国民生活に強さのある国ですよね。豊かな国とは国民の暮らしに豊かさがある国ですよね。それを最優先にしたさまざまな価値判断、意思決定を改めてお願いしたいと思ってます」と述べて次の質問に移った。(ABEMA NEWS)
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