「有無を言わせず加害者と被害者を引き離す」被害後絶たず…ストーカー加害者にGPS装着、自民調査会が緊急提言 専門家は効果に期待

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■「加害者にもプラスになる」専門家が語るGPSの効果

 この提言案はストーカー加害者が被害者へ再接近することを防ぐためのもので、加害者にGPSを装着させ、被害者に接近した場合に通知する仕組みなどを想定しているという。

 GPSの装着について、犯罪学に詳しい立正大学犯罪学・小宮信夫教授は次のように語った。

「被害が後を絶たない状況なので、残された選択肢がGPS。これは海外では普通に行われており、効果がかなり期待できる。GPSと並列的に行われる対策がカウンセリングや薬物治療だが、こういったものの効果が未知数だ。GPSはどういう人だろうが有無を言わせず加害者と被害者を引き離すものだから誰に対しても効果が期待できる」

「ストーカーの中には、本当はやりたくない、犯罪だとわかっている人もいる。でもなかなかやめられない。ダイエットしたい人やアルコール中毒をやめたい人と同じで、こういう人に対してどうしたらいいかというと、甘いものを与えない、お酒を与えない、これしかない。ストーカーでは、それがGPSなので、結果的には自分がさらなる加害行為をしないで済んだということになる。被害者だけでなく、加害者にもプラスになるシステムだと思う」(小宮氏)

 GPSの装着は被害者を守るだけでなく、加害者にとっても加害行為を抑止する「ウィンウィン」の解決策になり得るという。

「走って逃げて帰った」身近に潜むストーカーの恐怖
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