「私の卵子もすごく幸せに…」「頑張って挑んだ」卵子提供を決断した32歳女性に芽生えた「責任感」決め手となった提供先夫婦との交流

わたしとニュース
(3/3) 記事の先頭へ戻る

■「自分の遺伝子を大切に育ててくれる」選択できる交流の形

 さらに、「家族のように接してくれた」「私の卵子もすごく幸せになるんだろうな」といったAyaさんの感情について、SHELLYは次のように語った。

「自分の子どもではないけれど、自分の遺伝子や体の一部をどこかで大切に育ててくれている人がいる、その安心感ってすごく大きいですよね」

 一方で、卵子を提供した側が「自分の子どもだと思いたい」と感じる時が来るのではないか、という懸念もある。しかしアメリカでは、提供後も子どもとの関わりを持ち続ける家庭もあるとSHELLYは話す。

「アメリカは日本よりも卵子提供の歴史が長い分、そこには様々な関係性が存在する。例えば、ドナーとは対面せず、ドライな関係を選ぶ人もいる。その一方で、『提供者は子どものアイデンティティの一部である』と考え、子どもの将来の権利を尊重し、『会いたいと言った時に会ってくれる人や連絡を取りたい時に取れる人がいい』と、ドナーとの交流を望むケースもある」

 Ayaさんがドナー登録した卵子提供プログラムでは、「記名と匿名どちらで提供したい?」「提供先とオンライン面会したい?」といった交流の有無など、ドナー自身が望む関わり方を事前に選ぶことができるという。この点についてSHELLYは…

「関わり方を選べることは非常に重要。提供側にとって自分自身と向き合う時間になるし、どの程度まで覚悟できているかを確認する契機にもなる。最初にルールや土台をしっかり固めておくことで、その後のコミュニケーションもスムーズになる」

(『わたしとニュース』より)

この記事の画像一覧
この記事の写真をみる(14枚)
このまま画像を見る
続きは広告を見た後にご覧いただけます
クリックして広告を見る