■中国スパイの手口
中国には「MICE(マイス)工作」というものがあるという。峯村氏は、「Mは『マネー』、Iは社会主義や共産主義などの『イデオロギー』、Cはハニートラップなどで誰かの弱みを握る『コンプロマイズ』、Eは自尊心の『エゴ』だ」。ターゲットとしては「会社を辞めたばかりで、今まで偉そうにしていたが、誰も相手にしてくれない人」を挙げ、「自衛隊OBなど」を例に取る。
また、「北京の特派員時代に、ある女性から『父が軍幹部で“スパイになれ”と言われているが、なりたくない』と相談された。美しい女優で、『日本に亡命したい。断ろうとしたら、“殺されるぞ”と脅された』と言い、その話を取材したことがある」と振り返る。
こうしたケースから「本人の意思より、軍や共産党幹部の親族から命じられているケースが結構多い」として、「やめるのは大変だ。脅される場合もあり、結構難しい」と説明した。
■「日本は全裸状態」
