■「日本は全裸状態」
峯村氏は、日本の現状を「全裸みたいなもの」だと評する。「各国が情報を取り合う競争の中で、何も対策がなく、取られっぱなしだ。中国に限らず、ロシアでも企業情報を取る典型的なスパイ事件は起きているが、スパイ防止法などが整備されていないゆえに、犯罪事実がわかっても、その人間は帰国してしまい、結局捕まえることができない。取られ損で、すごく遅れている。主要国を見ても、レベルが低いどころか、ほとんどないに等しい」。
これに塩崎氏は「下着くらいは着けている。何もやっていないわけではなく、2013年の特定秘密保護法から、セキュリティ・クリアランス制度、能動的サイバー防御、そして国家情報会議設置法案と、スピード感を持って、1つずつ階段を上がっている。できることからどんどんやり、法律も必要だが、運用面でできることは今からでもやるのが大事だ」と返した。
自民・維新の連立合意では「3段階で情報力の強化を行おうとしている」という。「第1段階は、議論している国家情報局の創設だ。第2段階は、今まで以上に外国からの情報を取ること。そして第3段階は、情報を持っていかれないように守ること。海外と比べると制度や法律が足りないため、しっかり議論して進めていきたい」。
(『ABEMA Prime』より)
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