■「子どもを持つ・持たない」以外の選択肢
最後に、卵子提供と凍結という選択について、Ayaさんは次のように語った。
「女性は『子どもを持つか・持たないか』の選択肢を迫られがちだけど、持つ・持たない以外に真ん中にいろいろなグレーゾーンがある。卵子提供もその1つ。社会の子どもたちの未来に貢献する行動は全部グレーゾーン。子どもを持つ・持たない以外にたくさんの選択肢があることにもっとたくさんの人が気付けたらすごく生きやすくなるのではないか」
この言葉に強くうなずいたSHELLYは、女性の生き方の多様性について次のように語った。
「『子どもを持つか・持たないか』という話題は、海外のSNSでも非常によくバズっている。女性は『子どもを持たなくてもいいの?あなた何歳?』といった言葉を投げかけられがちな現状にモヤモヤしている人が多い。一般的に独身で生きている女性たちが、ずっと孤独に暮らしているかというと決してそうではない。独身女性のほとんどは、誰かにとっての『おばちゃん』。地域のコミュニティにいる子どもたちをなんとなく気にかけていたり、その成長に貢献していたりする人がたくさんいる」
自分の遺伝子を持つ子どもを産んだ女性だけが「お母さん」になっているわけではない…SHELLYは次のように締めくくった。
「実際に私の周りを見渡しても、独身女性たちにものすごく救われ、助けられていると感じることが多い。自分で子どもを妊娠・出産し、自分の遺伝子を持った人間が増えることだけが人を『お母さん』にするわけではない。子どもたちに愛情を持って接することで、誰もがうっすらと『お母さん』の役割を果たしているのだと思う。その関わり方のタイミング、ペース、関わりの濃淡は、一人ひとりが自由に選べるものなのだと強く実感している」
(『わたしとニュース』より)
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