「10分以内に決めてください」家族の延命措置を巡る“命の選択”の現実 遺された者たちが後悔しない方法はあるのか

ABEMA Prime
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■命の選択、家族の負担を軽くするには

4学会合同ガイドラインとは
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 家族の命を選択することになる人たちは、どうすれば後悔が少なく向き合えるようになるのか。北村氏は、意思疎通ができるうちに、可能な範囲で伝えておくことが重要だと説明する。

 「やはりご本人がどのような亡くなり方をしたいか。終末期に受けたいケア、あるいは受けたくない治療やケアを家族としっかり話し合った上、可能な範囲で書面に残しておくこと。轟さん、アキコさんのように、ご本人がどう考えているかを家族が推定すると後々、後悔に繋がったりする。メモがあれば、お父さん・お母さんはこういうケアが望みだったから、その望みの通りにしてあげたと思うことができる。ご家族と相談した上で、しっかりメモや書面に残しておいてあげることが、家族思いのお父さん、おじいちゃんではないか」。

 また「一度つけたら外せない」と言われつづけた延命措置についても、4学会ガイドラインの変化が出てきているという。

 「一番のポイントは、一旦始めたものでも原則、ご本人の意思があれば中止できるという点。意識がなくなっている場合は、書面に残されたご本人の意思があればそれに従う。また、意識もメモがない場合は、ご家族に負担はかけるが、そこで寝ているお父様・お母様がどう決断をするか推定していあげて、中止か維持かを決めてあげる」。

 また、新たに「タイムリミテッドトライアル」についても、案として検討が始まっているという。

 「この治療が8割でうまくいくのか、あるいは5分5分なのかわからないということも、よくある話。まずその治療をやってみて、うまくいかず意識が回復しなかったらやめましょうというもの。日本にはその制度がないが、アメリカでは法制化もされている。それがガイドラインという形で取り入れられないか、という考え方も少しずつ出ている」。
(『ABEMA Prime』より)
 

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