4日の衆議院予算委員会で、参政党の豊田真由子議員は児童虐待やDV事案への行政や警察の対応について質問し、「被害者がどのように救われたいのかをしっかり見極めるべきだ」と訴えた。
豊田議員は冒頭、「今回は巨人軍の阿部慎之助前監督(当時監督)の事例で本当に考えることがあった」と述べ、最近報じられた家庭内トラブルをめぐる事案に触れながら議論を展開した。
豊田議員は、自身が学生時代に児童養護施設でボランティア活動を続けてきた経験を紹介し、「苦しみの中にある子どもたちや、声を上げられない絶望の中にあるDV被害者をどう救い出すかは極めて重要な課題だ」と指摘。
一方で、「今回の件で、やはりやり過ぎだったのではないかという声もある」として、行政や警察の介入が本人の意思と必ずしも一致しないケースがあると問題提起した。
豊田議員は、「児相に通報されたことで、実際には円満な親子関係なのにフォローの対象となったり、夫婦げんかの後に交番へ相談したところ、匿名で話を聞いてもらうつもりだったのに所轄署に連絡され、それに気づいて交番を出たらあとから警官が追いかけてきて被害者なんだけど走って逃げるということがあった。児相や警察は最悪の事態を想定して行動していることは理解している」としながらも、「本当に救うべきケースとそうでないケースを見極めることは難しいが、それを間違えると、必要のないダメージを国家の側が家族に与えてしまう」と指摘した。
さらに、「自分たちの気持ちは無視されて強権が発動されたとなると、『もう二度と児相や警察には頼らない』ということにもなりかねない」と懸念を示し、「介入すべき相手なのかをできるだけ正確に把握し、特に被害者が何を望んでいるのかをきちんとくみ取ってほしい」と求めた。
政府側の答弁と、豊田議員が改めて訴えた「被害者の意向」
