国会大荒れ「7回」ストップ! 高市総理「かなり高い声でハキハキとしゃべっていたので、違和感がありました」…「週刊文春」の音声データを否定 陣営の“ネガキャン動画疑惑”めぐり

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【映像】ヤジ→国会ストップの瞬間(実際の様子)

 5日の参議院予算委員会で、立憲民主党の岸真紀子議員が高市早苗総理営の「ネガキャン(誹謗中傷)動画疑惑」を激しく追及した。前日に提示された音声データについて高市総理は「私と会話してる時よりもかなり高い声でハキハキとしゃべっていたので、違和感がありました」と述べ、声の主が秘書本人ではないと主張。委員会室には激しいヤジが飛び交って国会は7回も中断する大荒れとなり、岸氏は秘書らの参考人質疑を要求した。 

【映像】ヤジ→国会ストップの瞬間(実際の様子)

 岸氏は「週刊文春」の報道を基に、高市陣営が総裁選でライバル候補を中傷する動画を1日100本も大量拡散していた実態や、公設第一秘書と動画作成の主力を担った松井氏が通信アプリ「シグナル」で動画公開を伝えるやり取りをしていた記録を提示し、事実関係をただした。これに対し高市総理は「事実ではございません」と全面否定した。 

 続いて岸氏は、前日「有料会員になりたくない」などと確認を避けていた、秘書と松井氏のオンライン会議の音声データを聞いたのかと迫った。高市総理が「昨夜遅く確認をいたしました」と明かしたが、「内容は広く国民の声を聞くためにはどうしたらいいかといったもの。総裁選で他候補を批判する動画の作成に関するものではない」とし、自身のことを「総理」と呼んでいる内容から、総裁選終了後の12月の会話であり無関係だと主張した。 

 この弁明に対し、野党席からは「音声聞いたのかって聞いてるんだよ」「全く答えてない。答えられない」と激しいヤジが浴びせられた。岸氏が「内容ではなく(音声データが)公設秘書の声かどうかを聞いている。本人に確認したか」と詰め寄ると、高市総理は「秘書本人かどうか、あのような音声をもとに判断することは難しい」と釈明。すると委員会室には「えー!」と言う不満の声が飛んだ。高市総理は、音声の途中に入っている「AIサナエ」の声は自身のものだったが、自分の発言・発音と違うと指摘した上で、「秘書のものとされた音声も、私と会話してる時よりもかなり高い声でハキハキとしゃべっていたので、違和感がありました」と語り、確認のしようがないと主張した。 

 さらに、質疑は「週刊現代」による高市事務所への照会内容へと移った。岸氏が、同誌の取材に対して事務所側が「松井氏とのオンライン会議の開催を認める回答」をしていた事実を突きつけると、高市総理は「週刊誌にうちから回答したということであれば回答したのかと思います」とした一方で「内容が事実と違うと今朝聞きました」と弁明。

 岸氏が、回答書では会議を「行った」としている以上、秘書と松井氏に関係があったことになると追及し、「オンラインで会っていたのではないか」と質すと、高市総理は、ある団体からの誘いで参加したリモート会議で紹介があった事実は確認したと答弁。ただし、内容の説明をした人物の名字はおそらく報道されている方とは違っていたようだと秘書が話していた、と言明した。

 過去の「接点がない」というこれまでの国会答弁との矛盾を責められると、総理は「全く異なっていない」と反論し、「面識がないと申し上げた。ネット上のやり取りはうちの事務所では記録がないから分からないと答弁してきた」と主張。面識の定義を「普通、ちゃんと相手とお会いして名前や所属が確認できること」と語り、議論は平行線をたどった。 

「捏造なのか秘書が事実を言っていないのか」と追及
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