“児相介入=ダメな家庭”レッテル どう変える?通報された母「親身に相談乗ってくれた。困る親を救う場所だとすごく実感」

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通報された保護者が直面する現実と恐怖

ヤマダさん
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 過去に娘への虐待を疑われ、児相職員の訪問を受けた経験を持つ一児の母、ヤマダさん。当時の経緯について、「子どもが3歳くらいの頃、かんしゃくがひどい時期があった。保育園や仕事に行かなければならない時間に泣き叫ぶ子どもに対し、イライラしてしまい、強い口調で叱っていた」。マンションの窓は全開だったが、「周りに子育て世代が多かったため、お互い様だからこういうこともあるよねという甘えがあった」と振り返る。

 そして、「その日の金曜日はなんとか保育園と仕事へ行き、土日は楽しく過ごして日常に戻っていたが、月曜日の午前9時前にインターホンが鳴った。慌てて出ると、IDカードをぶら下げた男女2人組の児童相談所職員が立っていた」。近所の人から「子供がひどく泣く声と大人の激しく怒鳴る声が聞こえた」と通報があったという。ただし、どこの部屋かは特定されておらず、「心当たりはありますか」と尋ねられた。

 ヤマダさんは、「金曜日のその時間、ちょっと激しくやり合いました」と認めると、片方の職員が玄関から部屋の中を覗き込もうとしていた。「明らかに部屋の中を見ていると思って、嫌な感じがした」。子どもは既に保育園へ行っていたためいなかったが、そこから子育ての相談相手の有無や子供の様子についての聞き取りが始まった。

 ヤマダさんは「大変ですが、相談できる人もいるので大丈夫です」と答えると、職員からパンフレットを手渡され、「いつでもお子さんと離れることができます。お子さんを別の環境でお預かりすることができるので言ってください」と告げられ、ヤマダさんの心は深く傷ついた。

 「それまではよくある親子喧嘩だと思っていたが、私は社会的に母親としてひどく批判されている立場なのかとすごくショックを受けた。今ここに子どもがいたら連れていかれてしまうのではないか、傷の有無まで確認されるのではないかと恐怖を感じた」といい、その日は玄関先で別れたものの、仕事に向かう30分間、涙が止まらないほどの精神的ダメージを受けたという。

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