まるでガチャ?学校や地域でもバラバラ?合否左右する“内申書格差”の実態…慶大教授「教員のバイアスは避けられない」

わたしとニュース
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SNSでは悲痛な声…「休みたいけど休めない」「クソゲー」

 内申書について、SNS上では「内申のために委員やピアノの伴奏の争奪戦で左右されるのはクソゲー」「(部活)辞めたら内申点つかないから辞めない」「体育の授業休みたいけど、内申取らなきゃだから休めない。もう嫌だ」といった悲痛な声が上がっている。

 これに対し、中室氏は「心配するようなことが事細かに書き込まれているわけではないと思う。先生もそこまで書く時間は取れないし客観的な指標で書かれているため、信用していい」と過度な不安をなだめた。

 では、格差をなくすためにはどうすれば良いのだろうか。「統一テストを指標にすれば良いのではないか」という意見に、中村教授は次のように主張する。

「『学力テスト一発勝負のストレス』はかなりのもの。日頃の蓄積を見てほしいという生徒も多いため、(内申書の)『救済』の側面も忘れてはならない」(東大大学院中村高康教授)

 これを受け中室氏は「統一テスト一本に絞ると、その日の体調で実力より低い点数になり損をする子が出てしまう。だからこそ、日頃の蓄積を見てほしいというニーズがある」と同意。その上で、評価をする際に大切なポイントを明かした。

「一方で、日頃の蓄積を見るとなれば、教員のバイアスは避けられない。したがって私たちは誰かを評価するときに、たった1つの指標だけで人を評価しないことが大切だ。いろいろな指標で評価をすることで、特定の人が極端に不利になるような不平等を防ぐ努力が大事なのではないか」(中室牧子氏)

(『わたしとニュース』より)

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