「日本円で『山崎』買って」 海外の親友のため立て替えたら…SNSを乗っ取った詐欺だった 同じ手口で150万円被害も 2026/06/06 11:00 拡大する 「ところで、ひとつ頼みを聞いてもらえる?」ドイツで暮らす親友のM(女性)が、SNSでのやりとりで、突然こう切り出した。「私の家族に誕生日プレゼントとして日本のウイスキーを贈りたくて、でもセラー(売り手)は日本円で払ってくれと言っている。助けてもらえない?」Mが買いたいというのはサントリーのウイスキー、「山崎ミズナラ2012」。金額は21万6000円。東京に住むAさんがまず日本円でセラーに支払ってくれれば、Mが後からその分のお金をAさんにユーロで送るという。高額ではあったが、「あなたに迷惑はかけない」という親友の言葉を信じ、教えられた口座に金を振り込んだAさん。だが…SNSでやりとりしていた相手はMではなかった。彼女のアカウントは乗っ取られていて、Aさんは見知らぬ誰かと延々やりとりをしていたのだった。テレビ朝日の取材では去年の12月以降、同様の手口で金をだまし取られる被害が他にも3件起きていて、中には約150万円払ってしまった人もいる。「高級ウイスキー」「日本円での立て替え」「SNSの乗っ取り」が共通するキーワードだ。なぜだまされるのか。MとAさんのトーク履歴をもとに、その巧妙な手口に迫る。 続きを読む