戸籍「男か女のみ」は憲法抵触…ノンバイナリーの苦悩とは?当事者「『本当に男性ですか?』と聞かれたり、ちぐはぐな経験をした」

ABEMA Prime
戸籍「男か女のみ」は憲法抵触…ノンバイナリーの苦悩とは?
【映像】「本当に男性?」と聞かれるノンバイナリー当事者(顔出し)
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 いま、男性・女性のどちらにも当てはまらない性自認「ノンバイナリー」の人が戸籍の性別表記を訂正する許可を求めている。

【映像】「本当に男性?」と聞かれるノンバイナリー当事者(顔出し)

 戸籍に、「長女」や「長男」などではなく、「長子」や「子」など、性別を明示しない表記に変更を申し立てた家事審判が行われ、今月、大阪高裁は、男女の性別以外の表記を定めていない戸籍法の運用は、法の下の平等を定めた憲法14条の趣旨に抵触し、是正されるべきとの判断をしたが、制度の整備は国会で行うべきものとして、申し立てを棄却した。

 これを受け、Xでは「高裁が憲法に抵触すると認めたのは大きな進歩」と肯定的な意見が相次いだが、「主観による基準を法律や戸籍に反映させていいの?」「お風呂やトイレの問題がややこしくなりそう」などの懸念の声もあがっている。

 社会は男性でも女性でもないノンバイナリーをどう理解し、受け入れればいいのか。『ABEMA Prime』で当事者に話を聞いた。

■「男でも女でもない」ノンバイナリー当事者の思い

ノンバイナリー
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 名古屋大学大学院の研究員でノンバイナリー当事者の竹下昌志氏は、今回の判決について「特例法だとトランス男性あるいはトランス女性の人に対しての対応や配慮がなされているが、ノンバイナリーにとっては法的な選択肢がそもそも存在しない状態だったので、こうした判決が出てくれたのはすごく嬉しく思っている」と語る。

 そもそも自身のジェンダーについては「8年か9年前くらいに、身内のコスプレイヤーに女性キャラクターのコスプレをさせてもらった。普段は男性として過ごしていたが、女性キャラクターになっても思った以上に違和感がなかった」。

 さらに自身の感覚については、中学生の頃に男性も女性も好きになるバイセクシャルだと気づいたという。「そもそも私は性別を気にしてないかもしれない感覚はあった」とし、コスプレをきっかけに「自分のジェンダーが男性なのか女性なのかということ自体に、意識を持っていないんじゃないかという風になって、そういった感覚でノンバイナリーがしっくりくる」と説明した。

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