■多目的トイレすら使いづらい?日常生活に潜むストレス
日常生活での違和感については、「強く思う。特に出会い系サービスなどだと男性か女性かという振り分けしかなく、男性として登録せざるを得ない。見た目が女性的に見える写真を上げていたら、運営の方から『本当に男性ですか?』と聞かれたりして、すごいちぐはぐな経験をした」と明かした。
また、公共スペースのトイレについても「男性トイレに一応入るようにしていたり、空いていたら多目的トイレを使用している。しかし、多目的トイレはもっと困っている人が使用したいスペースだと思うのであまり入りたくはない。かといって男性トイレに入りたいわけでもなく、ものすごい難しい」と吐露。一方で、オールジェンダートイレが導入されている建物へ行った際は、「すごくすんなり入れた。自分のジェンダーも周りも気にしなくていいスペースに入った時はすごく楽になって、これまでトイレですごくストレスを感じていたんだと再確認した」。
そもそもノンバイナリーは広いカテゴリーを表しており、「その中にエックスジェンダーと名乗っている人もいれば、男でも女でもあるという人もいれば、ここを行き来する人もいて、本当に色々なものを包摂する概念だ」と説明した。
■「自分の望む性になってくれること程度は認めてほしい」
