
2日、都内で電動キックボード「LUUP」を運転していた男性が軽貨物車とぶつかり、死亡する事故がありました。道路交通法改正後、車道での特定小型原付の死亡事故は、都内では初めてです。
【画像】LUUP 補償金額1000万円→500万円に…なぜ減額?
“複雑な交差点”原因は?
現場は、東京・北区の大きな交差点でした。
119番通報
「交通人身事故。LUUPとトラック。男性が倒れている」
2日、交差点で軽貨物車と電動キックボードのLUUPが衝突。LUUPに乗っていた62歳の男性が死亡しました。事故を起こした車は、見晴らしのいい交差点で緩やかに右折しようとしていました。
なぜ事故は起きたのでしょうか。事故当初、軽貨物車とLUUPは2台とも同じ方向に走っていました。
ただ、LUUPが走っていたのは、道路にくっきりと引かれた2本の線。自転車が道路を渡るための線でした。軽貨物車が右折しようとしていたところ、LUUPが直進してきたといいます。
北区在住(30代)
「(LUUPが)自転車を抜かしてくることもある。だからちょっと怖いなっていうのはある」
交差点をよく利用するという地元区議はこのように話します。
東京都北区 加藤みき区議
「この地域の議員としては、まずあの交差点はすごく危険だということを知ってもらわないといけない。この4月から交通ルールの改正により、LUUPに限らず自転車の方も道路を走る方というのがすごく増えている」
そもそも法律上、「特定小型原動機付自転車」に分類されたLUUPは、車道の左側走行が原則です。
警察は、LUUPが渡った横断帯が片側通行であったのか、相互通行であったのか確認していて、片側通行だった場合は逆走にあたる可能性があります。
2023年に道路交通法が改正されて以降、電動キックボードなどで起きた都内の車道での死亡事故は初めてとのことです。
なぜ補償金を減額?
Luupは4月20日から、事故が起きた場合の補償金額を一部下げる改定を行ったばかりです。
LUUPに乗っていた人が死亡した場合、最高1000万円が支払われる内容でしたが、半額の500万円に変わりました。
4月といえば、自転車の交通違反に反則金を科す「青切符」制度の運用も始まり、車道を走る自転車が増えて交通量が多くなったタイミングです。
なぜこのタイミングで補償金額の減額に至ったのか取材しました。
株式会社Luup
「補償額の改定は、定期的な見直しのなかで実施したものです。特定の法改正や外部事象を直接のきっかけとしたものではございません」
Luupは「今回の事故を重く受け止め、交通安全対策や啓発活動に、より一層注力して参ります」とコメントしています。
(2026年6月13日放送分より)
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