赤い羽根募金 1億8千万円使途不明 なぜ発覚遅れた?「事務局長は明るいキャラでリーダーシップがあり、業務全般に精通」「通帳から印鑑まで管理」会見で説明

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「事務局長の人物像」は

謝罪の様子
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 質疑応答において、「事務局長の人物像」について同会から説明がなされた。瀬尾会長によると、事務局長は1991年に入ったプロパー職員であり、長年にわたり共同募金の業務に携わってきた人物であるという。現在58歳で、令和4年7月から事務局長に就いていた。天羽啓常務理事は、事務局長に就く前の担当について、以前から経理・会計関係を担当していたことを明かした。 

 瀬尾会長は「明るいキャラでリーダーシップがあり、業務全般に精通していて、職員の中で信頼を得ていた人物ではないかと考えている」と述べた。天羽常務理事は、通帳から印鑑までの全般の管理が可能だったとし、独自の日頃の人脈などを駆使して借り入れの協力が得られたのではないかとの認識を示した。なお後藤弁護士は取引業者からの借り入れについて、本来であれば支払いをする関係になるところを年度末の前にある程度額が先に入金されているとして、そうした行為があったのではないかとの推定を補足した。
 
 事務局長の現状について瀬尾会長は、現在は自宅待機中となっており、今後懲戒解雇の手続きを行っていくと述べた。天羽常務理事によると、査察が入った直後に本人へ確認を行った際、国税局の捜査が始まったばかりであることを理由に具体的な話は聞けなかったという。ただ、職員に対しては「申し訳ないことをした。いずれちゃんとお詫びをしたい」と話していたと言い添えた。 

 後藤弁護士は、事務局長が現在は弁護人を依頼しており、聴取に対しては刑事事件に関わることとして協力を拒否している状況であると説明し、天羽常務理事も具体的に何にお金を使ったのかについては話を聞けていないと述べた。 

 今後の法的対応について後藤弁護士は、個々の横領に該当する金額を積み上げて計算するためには現在差し押さえられている資料での確認が必要であるとし、刑事告訴を行うことを検討していると報告した。 

 助成金がストップしている現状について天羽常務理事は、令和7年度の募金活動で集まったお金をもとに、年度末までに集約として次年度(令和8年度)の活動に本来充てられるべき規模が約3億4000万円であったと説明。それを3月末から4月に支出しようとした際にお金がショートしている状況になり、配分が止まっている状態であると述べた 。

 今後の福祉事業への助成について、瀬尾会長は、事務費の削減や取り崩せる積立金などを検討し、当初予定していた額のうち約5割の交付を早急に行う予定であると言明した。天羽常務理事は、この配分が3月の理事会や評議委員会で一度承認されていた内容に基づいて一部配分を再開するものであるとした。 

 組織としての責任について、瀬尾会長は、このような不適切な行為が起こらない組織体制を構築することができなかったこと、また、不正を早く発見し、被害を最小限にとどめる仕組みを構築できなかったことを深く反省しているとした。その上で、これらのことに対する責任を取る必要があることや、新たな体制で信頼回復に取り組むことが必要であるとして、「然るべき時期に会長職を辞したい」と述べ、自身の辞任を表明した。 

ABEMA NEWS)

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