ホームに東武鉄道のフラッグシップ特急「スペーシアX」が滑り込んでくると、いよいよ本番。藤井竜王・名人は深呼吸をしてマイクのボタンを押し、「本日も東武特急をご利用いただきまして誠にありがとうございます」と、大ターミナル駅にふさわしい落ち着いたトーンでアナウンスを開始した。
「5番線の電車は15時発、特急スペーシアX 11号 東武日光行きです」と淀みなく続け、とうきょうスカイツリーから終点の東武日光までの停車駅、さらには全6両の号車ごとの設備に至るまでの長文を、見事に読み上げた。
放送が終わると、その完璧な仕上がりに浅草駅長も「素晴らしいです。ありがとうございました」と拍手。大役を終えた藤井竜王・名人は「大変緊張しました」と安堵の表情を浮かべ、鉄道ファンとしての喜びを噛み締めていた。
◆JEMTCスペシャルABEMA地域トーナメント2026 超早指しの『ABEMAトーナメント』と『地域対抗戦』が融合した新シリーズ。全国を6つの地域ブロックに分け、全8チームによって競う団体戦。各チームは監督1名とドラフト会議で指名された棋士4名の計5名で構成される。予選は4チームずつ2リーグに分かれ、上位2チームが本戦トーナメントに進出。試合は5本先取の9本勝負で、対局は持ち時間5分、1手指すごとに5秒加算のフィッシャールールで行われる。今大会より「先手番入札制度」を採用。対局開始前に持ち時間を「競り」にかけ、提示した時間がそのまま対局時の持ち時間からマイナスされる。
(ABEMA/将棋チャンネルより)





