「イノベーションに必要なのはガラス張りのビルやおしゃれなラボスペースではない」参政議員がハコモノ批判 小野田大臣「大きな効果を生む」と反論 恵比寿のGSC構想めぐり

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参政・川裕一郎議員
【映像】「誰が責任をとるのか」「そうだよ」ヤジの瞬間(実際の様子)
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 17日の衆議院内閣委員会で、参政党の川裕一郎議員が、政府が東京・恵比寿の一等地に計画しているグローバル・スタートアップ・キャンパス(GSC)構想の問題について、小野田紀美科学技術政策担当大臣と論戦を繰り広げた。

【映像】「誰が責任をとるのか」「そうだよ」ヤジの瞬間(実際の様子)

 川議員はまず「政府が進めるGSC構想及び機構の新設は、一見するとスタートアップ支援、イノベーションと聞こえは良いものの、その実態は時代認識を誤ったハコモノ事業であり、国民の貴重な税金と人材を東京に一極集中させる極めて危うい計画であると判断せざるを得ません」と切り出した。

 そして「ハコだけ作ってもシリコンバレーのようにならない、これは世界中の政策失敗事例が証明している」「さらに深刻なのは失敗したときの責任の所在が全く明らかになっていない。スタートアップが思ったほど生まれなかったら誰が責任をとるのか」などと批判。「そうだよ」と同調するヤジも飛んだ。

 続けて「本構想において、わが国がこれからどの分野で世界をリードしていくかという国家としての大きな方針が決定的に欠落している。本来、巨額の国費を投じるプロジェクトは何を目指し、どの分野で覇権を取り、どのような産業構造を描くのかというグランドデザインを前提として存在しなければなりません。ところが、現在政府が説明している内容は、スタートアップ、ディープテック、エコシステム、世界最高水準といった聞こえの良い横文字や流行語を並べているにすぎません。海外の事例をなぞるようなスローガンばかりが先行し、国家戦略としての軸足がどこにあるかが全く見えない状況です。大きな方針がないままに事業を進めることは単なる税金の無駄遣いにとどまらず、政策そのものを迷走させ、日本の科学技術力をむしろ弱体化させる危険すらはらんでいる」と懸念を示した。

 そのうえで「世界の最前線がすでにAI、量子、バイオ、宇宙の覇権争いに突入している中、キャンパス、スタートアップという看板を掲げ一周遅れの政策を続ければ日本は決定的に取り残されます。時代はAIであり、本来ならAI基盤やデータ主権、AI人材育成に国家としての総力を集中すべきときに、なぜハコと看板だけのGSCに国費を突っ込むのか、この時代認識のズレを説明いただきたい」と質問した。

「これまでにない挑戦」小野田大臣が意義を説明
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