それでも西村さんは言う。「バイスタンダーへの精神的なケアが足りないことを自身の体験で知った」。バイスタンダーとは、救急救命の現場に偶然居合わせ、応急手当てを行う人のこと。
現在、福祉施設の職員として働きながら、大学では嘱託研究員として救急医療の研究に従事している。「私自身が救急活動、バイスタンダーとして活動してすごく辛い思いをした。万が一バイスタンダーの方がPTSDまでに至ってしまった時に、生活の支援とか職業就職の支援があるような状況になってほしい」と訴えた。
西村さんは事件から6年はあの場所に立ち入ることすらできなかったというが、今では体調が許す限り毎年現場に赴き、手を合わせている。
(『ABEMA的ニュースショー』より)
この記事の画像一覧
