将棋の第85期順位戦A級1回戦が6月18日に行われ、伊藤匠二冠(叡王、王座、23)と佐々木勇気八段(31)が東京・千駄ヶ谷の「将棋会館」で現在対局中だ。伊藤二冠は、初参戦のA級リーグで初白星を飾ることができるのか。注目の一戦は、佐々木八段の先手番で角換わりの出だしとなった。
名人挑戦とA級残留を懸けて来年3月の「将棋界の一番長い日」へと続く戦い、第85期順位戦A級がスタート。リーグ戦1回戦は3局が終了しており、第83期名人挑戦者だった永瀬拓矢九段(33)、増田康宏八段(28)、A級復帰を果たした広瀬章人九段(39)が白星発進を遂げた。
現在2つのタイトルを保持し、さらに今夏の王位戦七番勝負への挑戦権を獲得している伊藤二冠は、今期から順位戦A級に初参戦。初戦の本局では、A級在籍4期目の佐々木八段との対戦となった。
両者の公式戦対戦はこれまでに4局あり、伊藤二冠の3勝1敗となっている。直近の対戦は今年3月に行われた第67期王位リーグ白組での対戦で、伊藤二冠が勝利した。
順位戦はあらかじめ先後が決められており、本局は佐々木八段の先手番に。角換わり模様の出だしから、後手の伊藤二冠が工夫を見せ3三金型となった。早くも繊細な駆け引きが繰り広げられており、今後の展開から目が離せない。
4連覇中の藤井聡太名人(竜王、王位、棋聖、棋王、王将、23)への挑戦権を争う総当たり9回戦の長き戦いにおいて、幸先の良いスタートを切るのはどちらか。持ち時間は各6時間。
伊藤二冠、佐々木八段が注文した昼食メニュー




