国境を越えた事案の難しさを指摘
既存の仕組みでの対応の難しさについて問われると、紅プリンセスの親にあたる「紅まどんな」の親品種で流出問題があったことに触れ、「紅プリンセスに関してはかなり周到な対策、既存の制度の中でできることはやってきたつもりだ。種苗については限定した十数社のみの取り扱いしか認めていない。量販店での扱いは一切禁止した。みかん研究所の外国人の方の視察は全て拒絶した。ありとあらゆることをやったが、こうなった。そういう意味では特定の可能性はゼロではないと思っているので、しっかり調査していきたい」と述べた。
育成者権管理機関の立ち上げや種苗法改正法案への期待を問われると、「今回は3つの目的があり、1つは調査。何よりも大事な調査に、初期段階から国がスクラムを組んで対処していただくこと。これについては力強い言葉をいただいたので動き始める。それが明らかになったときに速やかな対応。そして二度と同じことが起こらないようにするためには何が必要なのかというところに、国の制度改革。3段階で物事は進んでいくんじゃないかと思っている」と説明した。
専門的知見を求める具体的内容については「やってみないと分からない。現地へともかく行かないとどうにもならない。現地での入手であるとか分析であるとか、それをどういうふうに行うのかは、まだまだこれから。本当にこれからスクラムを組んで、どういうやり方が一番実態解明に近づけるのかという観点で検討していけばいい」と述べた。すでに農水省から法的知識が豊富な人物の紹介を受けているといい、「もうすでにサポートは始まっていると思っていただいて構わない」と語った。
また、国境を越えた事案の難しさについては「相手国との折衝という土俵になってくると、やっぱり国のスクラムというのが絶対的に必要になってくる」と指摘した。
種苗の取り扱いを十数社に絞っているとした点に関連し、外国人技能実習生の関与の可能性を問われると、「あんまり関係ないと思う。実習生も、みかん研究所は一切(視察を)認めていない」と答えた。許可した十数社に実習生がいたかについては「それは分からない」と述べた。(ABEMA NEWS)
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