先後を入れ替え近藤八段の先手番となった指し直し局は、相掛かりの出だしに。解説の黒田六段は、近藤八段が飛車先の歩交換を保留したことが「比較的珍しい指し方で、研究勝負とは違った展開となりました」と指摘した。
さらに、羽生九段が後手番ながら積極的に仕掛けて難しい中盤戦に突入。良い勝負と見られていたものの、そこから羽生九段の攻めが刺さり、後手がリードすることに成功した。黒田六段は、「1分将棋になってからも正確にリードを広げ、羽生九段にとって会心の内容だったのではないでしょうか」と振り返った。
この結果、羽生九段がベスト4に進出。前期の挑戦者決定戦では伊藤叡王(現王座)に敗れて挑戦権を逃していただけに、リベンジと“王座奪還”に向けてなんとしてでも五番勝負に向かいたいところだ。大注目の準決勝では、広瀬章人九段(39)と対戦する。
(ABEMA/将棋チャンネルより)




