“スピード感”に懸念…閣議決定された「男系男子」へのこだわりチラつく皇室典範改正案、女性女系天皇の議論はせず…世論意識との間に残る“ズレ”

わたしとニュース
(2/4) 記事の先頭へ戻る

■「100点ではないが…」閣議決定された皇室典範改正案と野党の反発

 閣議決定された改正案には、「女性皇族が結婚後も皇室に残る案」と「旧宮家の15歳以上の男系男子を養子とする案」が盛り込まれた。養子本人は皇位継承資格を持たないが、養子の子孫が男性なら資格を持つなど、男系男子による皇位継承を維持する方針が色濃く反映されている。

 自民党の麻生太郎副総裁や日本維新の会の藤田文武共同代表らの間で、閣議決定直前まで協議が行われていたという。

「自民党、そして官邸からも強くお願いがあり、そしてこの皇室典範をなんとか幅広い合意の中で進めていくという苦渋の決断をした。当然マイナスでもないし100点ではないけれども、次世代につなげる案として一部の望みを託せる案である」(藤田共同代表)

 改正案は今の国会に提出され、衆参で審議される予定だが、定数削減法案の審議入りなどを与党が強行したことで、国会では与野党の対立が激化している。

「まず第一にせいひつな環境の中でしっかりと議論をし、そして決定をしていくことが第一です。皇室典範改正の議論ができる環境を作ることは、これは私は与党に求められているんだと思う」(中道改革連合・笠浩史本部長)

 皇室典範の改正案をめぐっても野党が審議に応じるかは見通せず、今後の国会運営に影響する可能性がある。

中曽根氏の発言と議論のスピード感への懸念
この記事の写真をみる(10枚)
このまま画像を見る
続きは広告を見た後にご覧いただけます
クリックして広告を見る