実録!「娘の将来ヤバい」「何もやらないのは父親として違う」日本の“女性不利な社会構造” 「放置できない」と奮起した父親の挑戦…カギは「理系」にあり?

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娘の誕生に背中を押され…石倉秀明氏の挑戦

スーツ姿の女性
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 娘をもつ父親である石倉氏。COO(=最高執行責任者)を務める山田進太郎D&I財団は、理学部や工学部といった「STEM分野」に進学する女性比率を増やす事業を手掛けている。

 石倉氏がジェンダーギャップの解消に取り組むようになったのは、ライフイベントなどで女性が苦労する様子を目の当たりにしてきたからだという。

「前職で、全員がリモートワークで働く会社をやっていた。社員も応募者も約9割が女性で、『なぜこんなに偏るのか』と疑問に思った。一緒に働いていく中で、例えば出産して育休取って復帰したら時短になって、時短になるとキャリア的に歩みたかったけど歩めないことが多かったり昇進しにくかったり、異動できる部署が限られるなどの制度的なことだった。制度や働き方の影響を受ける人の多くは女性だと感じたことがきっかけ」(石倉秀明氏、以下同)

 女性に立ちはだかる日本の「構造」。娘が生まれてからは、このままにしてはいけないという気持ちに突き動かされたと話す。

「この構造を知って放置しておくのは違うと感じたし、このままだと自分の娘も何か不利なことを受けるかもしれないと考えたときに、知っていたのに何もやらないのは父親として違うなと。変えられるかもしれないチャンスがあるなら、やりたいと思った」

「理系女子」比率UPで業績も向上?
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