7日の参議院内閣委員会で、れいわ新選組の伊勢崎賢治議員は、南鳥島で検討されている核のごみ最終処分場選定に向けた文献調査を巡り、自身の一族の戦争体験に触れながら政府の姿勢をただした。
【映像】伊勢崎氏「一族10数名がサイパン玉砕で命を落とした」
伊勢崎議員は冒頭「私の一族、伊勢崎家のルーツは他ならぬ小笠原にあります」と切り出し「戦前、南方政策という国策のもと、わが一族は小笠原からサイパンへ移住した」と説明。
その上で「第二次世界大戦でサイパン島は激しい戦場となり、私の一族の大半、子どもを含む10数名がサイパン玉砕によって命を落としました。バンザイクリフから『天皇陛下万歳』と言って身を投げたわけであります」と振り返った。
さらに「当時少女だった私の母親はこれを免れた。だから僕はここにおるわけです」と語り「国策のもと、離島が都合よく利用され、見捨てられた歴史、その構造は今も変わっていないと思います」と述べた。
その上で、小笠原村が南鳥島での文献調査受け入れを表明したことに触れ「政府が有人国境離島を保全する目的として自然環境の保全が明確に掲げているにもかかわらず、この極限の地で海洋環境を破壊しかねない極めて危険な核廃棄物を埋設しようとすることは、政府みずからが掲げた目的に真っ向から矛盾しているのではないか」と指摘した。
「法律などに基づいて設置」内閣府事務局長が答弁
